REONは平成21年に創業したハンドメイドによるシンセサイザーを製造販売をしている会社です。シンセサイザーの製品化に関しては“独自性”、“楽器としてのこだわり”というコンセプトの元で日々製品開発を行っております。
しかし、楽器としてのこだわりを追求する中で、シンセサイザーが、電子機器であるという側面から、エレキギターに見られるような個人別のニーズにあった特注化が難しいということに直面してきました。
今回、このクラウドファンディングを通じて、シンセサイザーをより個人のニーズに近づけた楽器とするために、弊社独自の開発コンセプトを考案しました。それが“ビルトインシンセサイザー”です。
このシンセサイザーはREON初の鍵盤付シンセサイザーとなりますが、鍵盤+ビルトインされるユニットという斬新な方法で構成されています。
音源は従来のdriftboxを踏襲したアナログの最新音源からDCOタイプのポリフォニック音源、さらに音のエフェクトユニット、またシーケンサなどを自在にセレクトしビルトイン(組み込む)ことができるようにします。必要に応じて、“毎回中身を変えてライブで演奏!!”といった変幻自在性なシンセサイザー。これがREON driftbox Xです。
また、昨今のモジュラーシンセサイザーブームにも対応可能なようにユーロラック対応のモジュールも組み込みできる仕様を盛り込みました。
さらに、なんとあなたが選定した色のユニット、ボディをチョイスし、世界に1台あなただけのシンセサイザーが出来上がります。
このシンセサイザーを生み出すべく、皆様のご協力をお願いいたします。
【原資の使用内容】
品開発に関わる開発費と製品部材購入費用に充当いたします。総額500万円のおおよその内訳は以下のとおりです。
開発用部材、金型等費用 265万円
シンセサイザー製造費用 235万円 (※リターン用)
【製品の概要】
※オリジナルセレクション (※自在に着脱可能です)
⇒ ユーロラック互換 新型driftbox W_S、R_S_midi , SE_S音源
⇒ ユーロラック互換 新型driftbox J_S, C_S、サウンドエフェクト
⇒ ユーロラック互換 新型driftbox Q シーケンサー
⇒ ユーロラック互換 新型driftbox V アナログボコーダー
⇒ 44鍵標準サイズ鍵盤
⇒ オシレーターのオートチューン機能
⇒ MIDI IN/OUT CV/GATE等のインナーパッチング機能
⇒ ボディ色
特注色を選定いただき決定します。(※配色可能な範囲)
⇒ パネル ライン色
ボディ色に対して映える色を決定します。
⇒ ユーロラックモジュール
±15V、+5VのDC電源の供給、ユーロラックモジュラーシンセサイザーとのサイズの互換性
【予想デザイン図案】
注意!シンセサイザーの全体図は変更する場合があります。下記デザインモデルは決定ではありません。
Driftbox WSを2機ビルトイン!
ボディを黒、マーキングを色変更したイメージ例
サポーターのみなさまへ
あなたの独自のパフォーマンスと、シンセサイザーを融合させるDriftbox X synthesizer 。
REONのdriftboxシリーズの最高峰としてご提案いたします。
また、ご協力いただきました方には、このプロジェクトでのみ入手できるREON特製グッズなどをお渡しする予定です。
プロジェクト応援団からのメッセージ
江夏 正晃 (FILTER KYODAI / marimoRECORDS)
REONのシンセサイザーは唯一無二で、今までのどのシンセサイザーとも一線を画す設計になっています。デジタル、ソフトシンセが氾濫する昨今、音作りする楽しみより、おみくじを引くように、膨大なプリセット中から音色を選び音楽を作っていく現代。何となく誰かの曲の音に似てしまったり、個性が埋没してしまう現象に多くのプロデューサーや作家が陥っていると思います。
そんな中、私がREONのシンセサイザーDriftBoxに出会った時は雷に打たれたようなショックに見舞われました。使えない、まったく使えない。正直に言うと、どう使っていいかわからなかったというのが本音。でもしばらく触っているうちにその個性、音の素晴らしさに気づきだしました。正直、最初は初めて車を運転するかのようにヨチヨチでしか使うことが出来ませんでした。しかし、今ではREONのシンセ無しでは自分らしさが出せないくらい、ここぞという時には使いまくります。
触ってみてください。音を出してみて下さい。あなたの楽曲の中でREON のシンセは暴れ出します。決して使い易いシンセではありません。オールインワンシンセをイメージしないで下さい。箱を開けてすぐに楽曲に使えると思わないでください。でもしばらくして、乗りこなせるようになったら、もうREONシンセの虜になります。少なくともLADY GAGAの楽曲でも使われているとのことですから、その魅力は分かる人にはわかります。
今回クラウドファンディングされる製品は満を持してのREONシンセDriftBoxのキーボードバージョン。私が心待ちにしていたREONシンセです。間違いなくエポックメイキングなシンセになるはずです。ただしREONの生産できる量はとても限られています。シンセサイザーという楽器に今一度向き合ってみたいと思う人には、ビンテージシンセを買うよりその意味はあると思います。僕はその一台を使って、早く楽曲を制作したいと思っているREONファンの一人です。
プロフィール
株式会社REON 代表取締役 荒川 伸
会社遍歴
平成21年12月 株式会社REONを創業
平成22年3月 dirftbox S Analog synthesizerを発表

平成23年3月 driftbox modlar MKⅠ発表
平成24年3月 ドイツ フランクフルト ミュージックメッセ 出展
平成24年10月 driftbox modular MKⅢ発表

平成25年1月 アメリカ NAMM出展
平成25年3月 driftbox R rev1.00発表_
平成25年10月 driftbox SE rev1.00発表
平成26年12月 ROLAND AIRAとの連携による“REON driftbox R_Limited”をアメリカ、ユーロ圏へ発売開始。

平成27年5月 driftbox J を発表
平成27年11月 東京 渋谷 楽器フェア出展
平成28年3月 driftbox R_midiを発表

平成28年3月 system C1 modular synthesizer発表
平成28年11月 東京ビッグサイト 楽器フェア synthesizerfesta16出展
Driftbox C, driftbox Wを発表
サイト:www.reon-music.co.jp/
最後に、このページをご覧くださったみなさまへ
画一化された製品のイメージが強い“シンセサイザー”に対して、より自分自身にあった“オンリーワン”のシンセサイザーを作るチャレンジです。
この製品化を実現することで、是非あなたの色に合わせた外装、音源ユニットを自由に選び、自在に使いこなし、すばらしい“音”を奏でてください。
皆様のご協力をお待ちしております。